パスワードによるアクセス制限
ホームページを訪れた際にあらかじめ決めておいた
ユーザー名とパスワードを入力し、ユーザー認証を行う事ができます。
「.htaccess」と「.htpasswd」の2つのファイルを作成します。
手順1.「.htaccess」の作成
htaccessに以下のように記述します。
AuthType Basic
AuthName "ユーザー認証"
AuthUserFile /home/ユーザーID/.htpasswd
AuthGroupFile /dev/null
<Limit GET POST>
require valid-user
</Limit>
*1.AuthName "ユーザー認証"
の""で囲まれた部分が入力画面で領域のところに表示されます。
*2.AuthUserFile /home/ユーザーID/.htpasswd
で.htpasswdの場所をフルパスで指定します。
「ユーザーID」の部分にはFTPで接続するときのユーザーID(例:s12345-1)を記述します。
注)ユーザーIDが「s12345-1」の方がpublic_html内に.htpasswdを設置する場合
/home/s12345-1/public_html/.htpasswd
と記述します。
*3.require valid-user
で.htpasswdに登録されているすべてのユーザーでパスワードが有効になります。
.htpasswdに登録されている一部のユーザーのみで
パスワードを有効にする場合は
require user test1 test2 test3
※許可するユーザー名を「test1」「test2」「test3」とする場合
のようにスペースで区切ってユーザー名を指定します。
(いくつでも指定できます。)
手順2.「.htpasswd」の作成
.htpasswdの作り方や設置方法は.htaccessと同じです。
まず、ユーザー名とパスワードを決めて、パスワードの暗号化を行います。
(パスワードの暗号化はこちらのページで行うことができます。)
以下のように記述します。
例)ユーザー名:sample、パスワード:testとした場合
(testを暗号化すると「OwAJ1EMENqDGM」となりますが、
ログイン時は、暗号化前のパスワード「test」でログインします)
sample:OwAJ1EMENqDGM
複数ユーザーを設定する場合は、
ユーザー名:暗号化されたパスワード
という具合にユーザー名とパスワードを:(コロン)で区切り
一行ずつ記述していきます。
「.htaccess」と「.htpasswd」の2つのファイルを作成しましたら
ファイルを保存し、転送します。