ロボット型検索エンジンの回避
自分の作ったページをgoogleなどのロボット型検索エンジンに登録されたくない時、
以下の設定を行う事で回避可能です。
手順1.「.htaccess」の作成
「.htaccess」ファイルへは以下の内容を記述します。
※yahoo.comを含むアドレスからのリンクを防ぐ場合。
<Limit GET POST PUT>
SetEnvIf REFERER "yahoo.com" Ref1
Order Allow,Deny
Allow from all
Deny from env=Ref1
</Limit>
"yahoo.com"の部分を任意の検索エンジンのアドレスで設定します。
また、複数の検索エンジンを設定する事も可能です。
その場合は、以下のようになります。
※yahoo.com、google.co.jp、google.comを設定する場合
<Limit GET POST PUT>
SetEnvIf REFERER "yahoo.com" Ref1
SetEnvIf REFERER "google.co.jp" Ref2
SetEnvIf REFERER "google.com" Ref3
order allow,deny
allow from all
Deny from env=Ref1
Deny from env=Ref2
Deny from env=Ref3
</Limit>
なお、検索エンジンの回避は他にもHTMLタグの「METAタグ」を使う方法や
「robots.txt」というファイルを設置する方法があるようですが、
今回は「.htaccess」に関するご案内のため、省略いたします。
また、これらの方法である程度、検索エンジンへの登録を防ぐ事は可能ですが、
すべての検索ロボットに有効であるとは言えません。
手順2.「.htaccess」ファイルの保存
メモ帳の「ファイル」メニューから「名前をつけて保存」を選びます。
ファイルの種類 :「すべてのファイル」を選択します。
ファイル名 : .htaccessと入力します。
「保存」ボタンをクリックします。
なお、メモ帳で作成した時、以上の方法で保存を行っても
ファイル名が「htaccess.txt」となってしまう場合があります。
その場合には、FTP転送を行った後に「htaccess.txt」から
「.htaccess」へファイル名変更を行います。
手順3.ファイルのアップロード
「.htaccess」は、設置したディレクトリ(フォルダ)以下すべてのフォルダに設定を適用します。
その為、ホームページ全体で設定を適用したい場合は、
「.htaccess」を「public_html」直下に設置します。
特定のディレクトリ(フォルダ)だけ適用したい場合には、
該当するディレクトリ(フォルダ)へ設置します。
「.htaccess」をアップロードする際には転送モードを「アスキーモード」にします。
(アスキーモード以外の転送モードでは実行エラーを起こすことがありますので、
転送モードにはご注意ください)
また、ファイル名は必ず「.htaccess」としておきませんと設定が適用されません。
転送が完了しましたら、早速確認してみましょう。